観葉植物を植え替えたいとき、まず気になるのが「セリアで土は買えるの?」という疑問ではないでしょうか。実は、セリアには培養土や観葉植物の土など複数の種類が揃っていて、コスパよく土台を整えられます。ただし、肥料が含まれていない点や、有機質ベースで虫が湧きやすい側面もあるため、選び方と使い方を知っておくと安心です。
セリアって、ちゃんと観葉植物用の土が売ってるの?
はい、「観葉植物の土」が確認されています。ただ、店舗や時期によって品揃えが変わるので、事前確認がおすすめです。
セリアで買える観葉植物向けの土の種類、品質の特徴、虫対策に使えるアイテムまでまとめます。
- セリアには培養土・観葉植物の土・7倍に膨らむ土ボードなど複数の土がある
- セリアの土は肥料が含まれていないため、別途肥料を用意する必要がある
- 有機質ベースの100均の土は虫が湧きやすく、ハイドロボールや赤玉土の活用が効果的
- 肥料・マルチング材・鉢底石もセリアで揃えられる
セリアで買える観葉植物の土の種類と品質を確認しよう
- セリアにある土の種類と「肥料なし」という注意点
- セリアの「7倍に膨らむ土ボード」とハイドロボールという選択肢
- セリアを含む100均の土で虫が湧きやすい理由
セリアにある観葉植物の土の種類と購入前に知りたい特徴


セリアの土売り場を確認してみると、「園芸用培養土」「花の土」「野菜の土」「観葉植物の土」「多肉植物の土」の5種類が揃っていることが報告されています(練馬区江古田店での調査に基づく情報)。さらに「さし芽・種まきの土」という専用土も確認されており、用途に応じて選べるラインナップです。
どれを選べばよいか迷ったら、パッケージに記載されている植物を目安にするのが一番です。観葉植物を育てるなら「観葉植物の土」、多肉植物には「多肉植物の土」を手に取るのが素直な選び方です。
ひとつ押さえておきたいのが、セリアの土はパッケージを確認したところ、いずれも肥料は含まれていないという点です。植物を元気に育てたい場合は、土と一緒に肥料も購入することが必要になります。花や野菜はそれなりの量の肥料が必要なことも多いので、どちらも手に取るのがおすすめです。
肥料なしの土を使う場合は、植え付け後しばらくして追肥が必要になるケースがあります。購入時に肥料もセットで手に取るのが賢明です。
品揃えは時期や店舗ごとに異なるため、気になる商品があれば事前に確認してみてください。最近は円安の影響でセリアオリジナルの園芸資材が店頭から姿を消しているケースがあるようで、以前はセリアに観葉植物の専用土がない時期もあったとの報告があります。現在は「観葉植物の土」が確認されていますが、小型店舗では取り扱いがないこともあるため、欲しい商品があればお近くの店舗に問い合わせてみるのが安心です。
なお、セリアを含む100均各社の土はヤシ殻(ここヤシ)を使った有機質の土をベースにしています。これは後述する虫の発生リスクとも関わる点なので、室内で使う際には念頭に置いておくとよいでしょう。
セリアの「7倍に膨らむ土ボード」とハイドロボールという選択肢


セリアには通常の袋入りの土以外にも、ユニークな選択肢があります。その一つが「水で7倍にふくらむ園芸用土ボード」(100円、JANコード:4968951215170)。材質はヤシ殻繊維で、バケツに入れて水を加えるだけで、みるみるうちにふかふかの土に変わります。
この商品の魅力は保管のしやすさです。軽くて薄い形状なので、保管場所に困りません。また、成分がヤシ殻繊維なので、使い終わった後は燃えるゴミとして処分できます。後処理が簡単な点も魅力のひとつ。
もう一つの選択肢がハイドロボールです。粘土を高温で焼いた人工用土で、無機質のため虫が湧かないのが最大のメリット。洗って繰り返し使えるため、植え替え時の経済性も高いです。
セリアには小粒(水耕栽培向け、500ml)と大粒(鉢底石代わり)の2種類が揃っています。小粒は500mlで100円のコンパクトサイズ。野菜の水耕栽培など量が多く必要な用途では、ダイソー(1Lで100円)のほうが割安という情報もあります。用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
大粒のハイドロボールはネット入りなので、そのまま鉢底石として使えます。小さな鉢なら1つで対応でき、大きな鉢には複数を組み合わせるとよいでしょう。
セリアを含む100均の土で虫が湧きやすい理由


「100均の土を使ったら虫が湧いてしまった」という声は多く見られます。レビューや口コミには虫がわいたという体験報告が多く寄せられており、100均の土では虫がわきやすいケースもあります。なぜこのようなことが起きるのでしょうか。
まず、100均の土には腐葉土や堆肥などの有機肥料が混ざっていることが多く、これらの有機物は植物だけでなく虫にとっても栄養源になります。有機物を含んだ土の中はコバエやトビムシにとって好条件——これが虫が湧く最大の要因です。
次に、土が袋詰めされる際に既に水分を含んでいるケースも見逃せません。湿った土がそのまま密封状態になると、保管中に袋の中の温度や湿度がさらに上がり、虫の発生原因となりえます。また、購入時から虫の卵が混入している可能性もゼロではないと指摘されています。
気温30℃前後・湿度70%程度がコバエの発生に最も適した環境です。室内に置く場合は置き場所の環境にも気を配りましょう。
さらに、粒子の細かい土は水はけが悪く、常に湿った状態が続きやすいため、虫が発生しやすい環境になりやすいです。実際に100均の土を使用してコバエが発生し、土の表面を幼虫がうごめくほどになったとの報告があります。
100均の土は屋外なら問題ありませんが、有機質が多いため室内で使う際は注意しましょう。使っているとキノコが生えてくることもある、との情報もあります。
セリアの観葉植物の土を活かすコツと合わせて使いたいアイテム
- 虫対策に使えるハイドロボールとマルチング材の活用法
- 赤玉土や鉢底石を混ぜて水はけアップ!セリアで揃う土改良グッズ
- セリアの観葉植物用肥料の特徴と使い方のポイント
- セリアの土の在庫状況と上手な購入方法
セリアで買える虫対策アイテム——ハイドロボールとマルチング材の使い方


虫の発生が気になるなら、セリアで手に入るいくつかのアイテムを活用する方法があります。
まず、土そのものをハイドロボールに入れ替えてハイドロカルチャーへ移行すると、無機質の用土のため虫の発生を防ぐ効果が期待できます。必要な道具もセリアで揃うのがポイント。
土は変えずに虫対策をしたい場合には、マルチング材で土の表面を覆う方法も有効です。表面を覆うことで虫が卵を産み付けにくくなります。手軽にできる対策として、ぜひ試してみてください。
虫がすでに発生してしまった場合は、虫が寄りにくいタイプの新しい土に入れ替えてしまうのが効果的とされています。土から卵や幼虫を取り除けるため、将来的な発生も防ぎやすくなります。
セリアで選べるマルチング材には、ブラウンとベージュの2色展開のココナッツファイバーがあります。ここチップ(ここヤシファイバー・ここファイバーとも呼ばれる)はリビングに置く植物のマルチングとして使いやすく、どちらも燃えるゴミとして処分できます。
注意点が一つ。バークチップは室内では虫が湧きやすいため、室内ならここチップを選ぶのが無難です。バークチップは木材を砕いたもので、屋外向きのアイテム。用途をしっかり分けて選びましょう。
マルチング材には土の乾燥を防ぐ保湿効果や、寒さから植物を守る保温効果もあります。見た目もおしゃれになるので、とりあえず使ってみるだけでも観葉植物の印象がぐっと変わります。天然素材なので土に混ぜ込めば土壌改良にも活用できます。印象を変えたいときにもぜひ試してみてください。
赤玉土や鉢底石を混ぜて水はけアップ!セリアで揃う土改良グッズ


セリアには土の質を改善するための資材も揃っています。鉢底石・赤玉土・挿し芽種まき土が確認されており、これらを組み合わせることで水はけや通気性を整えられます。
赤玉土は通気性・保水性に優れたツブツブした用土。使い方は、普通の培養土に2〜3割混ぜて植え付けに使います。無機質の基本用土で有機物を含まないため、虫のエサになりにくいのも利点のひとつ。ただし栄養分はないため、肥料の管理が別途必要になります。
鉢底石を使うと水はけが良くなり、植物が元気に育ちやすくなります。ただし、ミニ観葉なら鉢底石が不要な場合もありますので、植物のサイズや鉢の大きさに合わせて判断するとよいでしょう。
大粒のハイドロボールはネット入りなので、鉢底石の代わりとしても活用できます。洗って何度も繰り返し使えるため、万が一植物が枯れても再利用しやすいのが特徴です。繰り返し使えるのがポイント。
100均の土の水はけに不安を感じるなら、ゼオライト(根腐れ防止剤)を1割ほど混ぜてみるのもひとつの手です。ゼオライトを使ったのはダイソーの土での体験報告ですが、水はけ改善の参考にはなるでしょう。まず小さい植物からセリアの土で試してみて、気に入れば用途を広げていくのがおすすめです。
セリアの観葉植物用肥料の特徴と使い方のポイント


セリアには土の肥料は含まれていないため、植え替えだけでは栄養が不足することもあります。ただ、同じセリアで肥料も揃えられます。「観葉植物・多肉植物用肥料 FERTILIZER FOR PLANT」(110円・税込、正味重量100g)が確認されています。
この肥料は細粒タイプの化成肥料で、観葉植物に欠かせない窒素・リン酸・カリが各8%含まれています。化成肥料ならではのメリットとして、肥料独特のニオイがなく、虫が寄りにくい点が挙げられています。
キャップ1杯で適量を調整できるのも使いやすいポイント。使いすぎを防ぎやすく、初心者にも扱いやすい設計です。
ボトル自体が小さく、液肥や袋入りの大容量肥料と違い保管場所に困りません。趣味程度に少量の植物を育てるなら、1本で十分な場合もあります。
化成肥料はニオイや害虫が寄りにくいのが特徴ですが、あくまで栄養を与えるという働きが中心です。一方、有機肥料はニオイや虫が発生しがちですが、微生物の働きを促し土をよい状態にするという側面も。マンションやベランダでの栽培なら、化成肥料のほうが無難です。
なお、観葉植物・サボテンはそこまで肥料を必要としない場合が多いため、与えすぎには注意が必要です。パッケージの使用量を目安に、様子を見ながら与えましょう。
セリアの土は肥料を含んでいないため、植え付けから時間が経つと栄養が不足してきます。そのタイミングでこの肥料を活用すると、植物の成長をサポートできます。土と肥料をひとつの店舗で揃えられるのが、セリアの便利なところ。まとめて準備できるのは嬉しい点です。
セリアの土の在庫状況と上手な購入方法


セリアの観葉植物の土を買いに行く前に、在庫状況について知っておくと手間が省けます。セリアの品揃えは時期や店舗ごとに異なるため、欲しい商品があればお近くの店舗に直接問い合わせるのがおすすめ。
セリアには公式のオンラインショップがないようです。在庫の一部はセリア公式サイトで確認できる場合があるため、まず公式サイトをチェックしてみてください。電話での問い合わせが難しい店舗もあるようなので、直接訪問する前にウェブサイトで商品の存在を確認しておくのも一つの手です。
100均の商品は入れ替わりが激しく、以前あった商品が廃盤になることもあります。見当たらない場合は無理に探さず、他の入手方法を検討するのが賢明です。
近くのセリアに観葉植物の土が売ってない場合はどうすればいい?
大型店舗では品揃えが豊富な傾向があります。複数店舗をチェックしてみるか、ホームセンターや園芸店での購入を検討するのもよいでしょう。
大型店舗では品揃えが豊富な傾向があるため、まずは近くの大型店舗をチェックしてみてください。小型店舗で見つからない場合は、より大きな店舗を探してみる価値があります。まず小さいものからセリアで試してみて、気に入れば園芸店でサイズアップするという使い方も選択肢のひとつです。
セリアにはオンラインショップがないため、類似商品は楽天市場などで探してみてください。その際は送料がかかることがほとんどなので、まとめ買いや送料無料の条件を確認してから購入するのがおすすめです。なお、在庫や商品ラインナップは変わることがあるため、こまめにチェックしておくとよいでしょう。
セリアの観葉植物の土の選び方と活用ポイントまとめ
この記事のまとめです。
- セリアには「培養土」「花の土」「野菜の土」「観葉植物の土」「多肉植物の土」の5種類の土が揃っている(店舗・時期によって異なる)
- セリアの土はいずれも肥料が含まれていないため、別途肥料を購入する必要がある
- 「さし芽・種まきの土」という専用土もあり、挿し芽や種まきに活用できる
- 「水で7倍にふくらむ園芸用土ボード」(ヤシ殻繊維製、100円)は軽くて保管しやすく燃えるゴミで処分できる
- ハイドロボールは無機質で虫が湧かず、洗って繰り返し使える
- ハイドロボールは小粒(水耕栽培向け500ml)と大粒(鉢底石代わり)の2種類がある
- 100均の土はヤシ殻など有機質ベースが多く、室内での使用は虫の発生に注意が必要
- 虫が湧きやすい原因は有機肥料の混入・湿った土の密封・卵の混入・水はけの悪さなど
- コバエが発生しやすい環境は気温30℃前後・湿度70%程度とされている
- マルチング材(ここチップ)で土の表面を覆うと虫が産卵しにくくなる
- 室内ではバークチップより虫が湧きにくいここチップ(ここヤシファイバー)を選ぶとよい
- 赤玉土を2〜3割混ぜると通気性・水はけが改善される
- 「観葉植物・多肉植物用肥料 FERTILIZER FOR PLANT」(110円・税込)は窒素・リン酸・カリ各8%配合の化成肥料
- この肥料は肥料臭がなく虫が寄りにくい点が特徴で、キャップ1杯で量を調整できる
- 品揃えは時期・店舗により異なるため、訪問前に確認するとスムーズに購入できる




